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乾燥しじみのメリットは何?~生のしじみより優れている4つのポイント~

お店にならんでいるしじみといえば、お味噌汁にしたらおいしいだけでなく、栄養もあって人気の食材のひとつです。
しかし、買ってきたしじみは砂抜きや殻から実を取り出したりするのが面倒だったり、調理方法もお味噌汁や佃煮以外に思いつかなかったりと、そうたびたびは食べられていません。

そんなしじみには身体によい成分がたっぷり含まれていて、健康増進にも効果があるため、定期的に食べることができれば、その効果はもっと期待できます。

そこでもっとしじみを頻繁に食べていただくのにおすすめなのが、「乾燥しじみ」です。

乾燥しじみは簡単に食べやすいというほかにも、生のしじみにはないメリットがあります。
ここではしじみに含まれる栄養成分、調理に関することなど、いくつかの角度から乾燥しじみのメリットを紹介します。

乾燥しじみの4つのメリットとは?

乾燥しじみには生のしじみより優れた点が大きく4つあります。

このページで紹介するメリットを読めば、これから先、台所にはいつも乾燥しじみがあるようになることと思います。

栄養価がアップ~さらに旨味も!

しじみにはオルニチンをはじめ、カルシウム、タウリン、ビタミン、鉄分などさまざまな栄養成分が含まれています。
これらの成分は紫外線に当たることにより増加します。

そのため、生のままのしじみより日光(紫外線)に当てて乾燥させた乾燥しじみの方が、栄養価が高いのです。

さらに、乾燥シイタケや魚の天日干しなどが紫外線を当てることで美味しさが増すのと同じように、しじみも乾燥させ、紫外線を当てることによってグルタミン酸やコハク酸が増えるため旨味も増します。

長期保存が可能

生のしじみはそのままではあまり保存がきかず、長期保存のために冷凍する場合には砂抜き、殻を取るなどの工程が必要で大変面倒です。

乾燥しじみであれば、スーパーなどで買ってきたものはそのまま料理に使えて、残った分は封をしておけば、長期間の保存が可能です。

ただし、賞味期限は未開封の場合で5か月ほどありますが、開封後はそれよりも短くなるので注意が必要です。

調理が楽!

なんと言っても乾燥しじみはそのまま調理に使えるので、砂抜きなどの手間が省け、手軽に使えます。
生のままでは頻繁に料理に使うことも面倒であったしじみを、身近な具材として色々な料理に使って食べることができるということは大きなメリットだといえます。

調理をしなくても食べられる

生のしじみは牡蠣などと同じく、ノロウイルスなどの食中毒の危険性がある菌を持っているため、加熱しないと食べることはできません。
これに対して乾燥しじみは紫外線に当てて乾燥させる工程でこれらの菌が死滅するので、その心配はありません。

しじみに含まれるオルニチンは成長ホルモンの分泌を促したり、肝機能を高める効果があるので、そのままお子さんのおやつにしたり、お酒のおつまみにしたりするだけでも、それぞれの効果を発揮します。

乾燥しじみなら料理を作る人も食べる人もお手軽!

乾燥しじみは栄養価が高くなるばかりでなく、殻から取り出す手間がかからないためしじみを豊富な栄養を無駄なく摂取することができます。

特にしじみ汁の場合、汁だけしか飲まない人も多くいます。まだ栄養が残っている実を食べないのは大変もったいないのですが、乾燥しじみなら簡単にまるごと食べることができます。

乾燥しじみの、保存もできて簡単に使えるメリットを活かして、日々色々な料理にチャレンジしてみましょう。

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