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しじみで疲労回復~しじみには疲労回復の栄養成分がいっぱい!

しじみには疲労回復の効果があると言われています。

疲労には大きく肉体的な疲労・精神的な疲労があり、それぞれ発生原因や対処の仕方が異なります。

ここでは疲労の種類、回復の方法としじみとの関係について紹介していきます。

疲労の種類

先に示したように、疲労にはいろいろな種類があります。
以下にそれぞれの疲労について、発生原因や対処法を説明します。

肉体的疲労

いわゆる「末梢性疲労」といわれる、脳以外の部分(末梢)の疲労のことです。
筋肉疲労や眼精疲労などが該当し、長時間の運動や目を酷使した場合などに起こります。
筋肉は激しい運動や長時間の運動によりエネルギーが不足したりアンモニアが発生したりし、これらによって疲労が生じます。

肉体的疲労には、失った分のエネルギー補給と十分な休息が必要です。
多くの場合、これで疲労は解消されます。

精神的疲労

精神的疲労は「中枢性疲労」のことで、脳に長時間の負荷がかかったり緊張が続いたりすることで生じます。
長時間の仕事や学習など、身体は動かしていないけれど脳は活発に働いている状態が続くと脳に十分な酸素が行きわたらなかったり、アンモニアが蓄積したりします。

思考力・集中力の低下をまねき、倦怠感やイライラ、不安感などの症状が現れます。

精神的疲労は休んでも取れず、ストレスの元となる根本原因を取り除かなければ解決しないのが普通です。

疲労回復のカギはオルニチン!

しじみには疲労回復の効果があるといわれていますが、すぐに疲労回復の効果を期待するのなら、栄養ドリンクなどが有効です。
栄養ドリンクにはビタミンやミネラル、その他の疲労回復成分が配合されているので、確かに効果があります。
しかし「疲れが取れた!」と実感できる一番の成分は覚醒作用のあるカフェインではないでしょうか。

短期的に見ると、カフェインの含まれる栄養ドリンクはこれから何かをしようというときのエネルギー源として有効ですが、翌日に疲れを残さないためには、食事から疲労回復成分を摂取したいものです。

疲労は脳も含めて筋肉の疲労が原因のため、疲労物質のひとつであるアンモニアの排出、エネルギー補給、筋肉を構成するタンパク質の元となるアミノ酸類、これを補助するビタミン群や亜鉛・カルシウムなどを摂取することは疲労回復に大きな効果があります。

しじみにはこれらの成分がバランスよく含まれているので、疲労回復に効果があります。

その中でもしじみに多く含まれている栄養成分「オルニチン」は疲労回復効果が高い成分の筆頭に挙げられます。

オルニチンはアミノ酸の一種で、肝臓の働きを活性化させる機能があります。
肝臓では運動に必要なエネルギーを作り出す機能があるため、肝臓の活性化は全身の疲労回復に大変大きな効果があります。

しじみで疲労知らず!

しじみには二日酔い予防だけでなく、疲労回復に効果があることを紹介してきましたが、しじみのレシピはしじみ汁、味噌汁、佃煮などの他にはあまり思いつかない方も多いのではないでしょうか。

また、しじみをお手軽に摂る方法として「乾燥しじみ」の利用がおすすめです。
乾燥しじみはそのままでも食べられるので、お子様のおやつ、お父さんはお酒の肴にとご家庭に常備しておいてはいかがでしょうか。

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