しじみエキスのメリット

しじみは栄養価が高く、毎日摂りたい食材のひとつです。

しかし、調理するには3～5時間もかかる砂抜きが必要で、食べるときも殻が小さくて、身をひとつひとつ取り出すのは面倒です。
いくら栄養価が高いといってもしじみだけで十分な栄養を摂ろうとするには大量に食べなければなりません。

そんな欠点をカバーするのがしじみエキスです。

しじみエキスが生のしじみと比べてどのように優れているのか、しじみエキスについて説明します。

市販されているしじみエキスには液体状のもの、粉末状のもの、カプセルや錠剤などがあります。

また最近ではしじみエキスとにんにくや牡蠣などのエキスを合わせたものが出ています。

自分の身体の状態に合わせて選ぶとよいでしょう。

しじみエキスのメリットは次の通りです。

何といっても一番のメリットは手軽に摂取できることです。
調理の必要がないので、いつでもどこでも摂ることができます。

また、生のしじみに比べて一度により多くの栄養を摂ることができます。

しじみの栄養成分として代表的なオルニチンは、主に肝機能を活性化させる働きがあり、成人で1日あたり400～1000mg摂取するとよいとされています。

しじみに含まれるオルニチンの量は100gあたり約15mgなので、推奨量を生のしじみから摂ろうとすると、最低でも3㎏近く食べる必要があるため、現実的ではありません。

しかし、しじみエキスなら例えばカプセルなら商品にもよりますが、1錠でしじみ数百個分のオルニチンを摂ることができるので、少量で十分なオルニチンが摂取できます。

さらにしじみエキスにはオルニチンだけでなく、ビタミンB12や鉄、亜鉛などいろいろな栄養成分が含まれています。
これらもしじみエキスによって効率的に摂ることができます。

しじみエキスの形状のうち、液体や粉末状のものは調理にも使えます。

もともとしじみにはうまみ成分であるコハク酸が含まれているので、調味料として使えばうまみが増し、同時に栄養も摂取できて一石二鳥です。

しじみエキス入りの醤油など、調味料として販売されているものもあるので、うまく使って栄養を摂りましょう。

カプセルや錠剤であれば持ち歩くのに場所を取らないため、外出の際にバッグなどに入れておけば、いつでも摂ることができます。
持ち歩くことで、家を空けることが多い人でも毎日一定量の摂取が可能です。

また、肝機能を活性化する働きがあるので、お酒を飲んだあとにしじみの味噌汁を飲むと二日酔い防止に有効ですが、調理の手間を考えると簡単にしじみの味噌汁を飲める訳ではありません。

そんなとき、携帯しておいたしじみエキスを飲めば、味噌汁より多くのオルニチンが摂れて、効果も増大します。

このようにしじみエキスはいくつものメリットがあることがお分かりいただけたと思います。
お使いのしじみエキスがどれくらいのオルニチンを含んでいるのかを確認し、必要なオルニチンを規則正しく摂るとともに、疲労回復、貧血予防の効果も実感してください。